2020.10.12
赤ちゃんのお口のマッサージ
今日は、赤ちゃんの歯が生える前からできるお口のケア方法についてお話します!
赤ちゃんの歯は、生後6ヶ月頃に下の前歯から生え始めることが多いです。
(※歯の生え始める時期は個人差がかなりあります。もっと早い子、遅い子、生える順番が違う子もいますよ☆)
その頃になると、歯磨き等お口のケアを始めたり、歯医者さんデビューをするというご家庭も多いのではないでしょうか?
そして、いざお口のケアを始めると、赤ちゃんが嫌がってなかなか上手に磨けないというお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
みずたま歯科クリニックでは、赤ちゃんの歯が生え始める前からできることとして、
お口のマッサージをお勧めしています!
何でもお口に入れるようになってきた4〜5ヶ月頃を目安に始め、歯が生えてからも歯磨きの準備体操として行います。
もっと早い時期からでもできる範囲で行っていただいて構いませんし、
歯磨きの前だけでなく、お風呂の時や抱っこしている時など、毎日いつでも何回でもいいのでリラックスしている時にたくさん触ってあげましょう(^o^)
人は身体の中心になるほど敏感になります。
特にお口の中はとっても敏感です。
ですので最初は、手足のマッサージから行うのがお勧めです。
足先を包み込むように握ってから足首→太ももへとさする。
手を握ってから手首→肩へとさする。
そして顔のマッサージとして、おでこをなでたり、ほっぺをなでたり…
唇のマッサージとして、唇をつまんでほぐしたり、くるくる伸ばしたり…
それから、お口の中も指を入れて頬や唇を内側からほぐしたり、歯茎や舌を触ったり。
難しく感じてしまうかもしれませんが、特にコレといった決まったものはありませんので、できる範囲で優しくいろいろ触ってあげましょう♪
先にお伝えしたように、お口の中はとても敏感な場所です。
早い時期からいろいろ触ってお口の中の感覚をつけてあげることで、歯ブラシなど口の中に何か入れられることへの抵抗を少なくできます。
また、奥歯が生える前から奥の方も触ってあげることで嘔吐反射を軽減することができ、将来的に歯磨きを嫌がらなくなるという効果も期待できます。
そして、お口まわりのマッサージは、きれいな歯並びのためにもとても効果的です。
日頃からお口の中をしっかり触って確認することで、小さな変化にも気付きやすく、
新しく生えてきた歯を見逃さずに磨いてあげることもできますね。
お口のマッサージを行う時に大切なことは、ママやパパがニコニコ笑顔で赤ちゃんに接することだと思います♪
いくら効果のあることでもママ達の負担になり、怖い顔やイライラした雰囲気になってしまっては赤ちゃんも警戒してしまいます(>_<)
親子のスキンシップとして、楽しくリラックスしながら無理のない範囲で取り入れてみて下さいね☆
みずたま歯科クリニックでは、お口のマッサージにも使えるフィンガーブラシも販売しております!
文字だけではなかなかお伝えしきれない部分もあるかと思いますので、ぜひ一度ご来院いただき、実際にチャレンジしてみていただけると嬉しいです(o^^o)